鹿児島発酵の旅 03 福山黒酢
続いて訪問したのは黒酢の生産地福山です。
ここには黒酢を作っている会社が数社あり、 至る所に壺畑が広がっています。
昨年訪問した時は #重久盛一醸造所 さんで壺酢の仕込みを見せていただきましたが、
今回は仕込みの時期ではなかったので #桷志田 さんと #坂元の黒酢壺畑情報館
を訪問しました。
鹿児島県霧島市福山町では 江戸時代後期から壺を使用した 伝統的な製法で米黒酢が作られています。
その歴史は200年と言われています。
桜島を背景にずらりとならんだ壺は ここでしかみられない光景です。
工場内ではなく、屋外に並べられた壺の中で 造られます。
江戸時代、福山は重要な商業地で黒酢造りには 欠かせない米が手に入りやすかったことと 温暖な気候が黒酢造りには最適でした。
「坂元のくろず」は1年から3年もの 長い歳月をかけてゆっくりと発酵熟成されて造られます。
食酢といっても原料や製法によっていろいろなものがあります。
米酢に比べて米の使用量が多く、 発酵および熟成によって褐色または黒褐色に 着色したものを米黒酢と呼びます。
壺畑を歩くと辺りは甘酸っぱい匂いに包まれます。
米酢のつんとした匂いはなく、味もまろやかで飲料にしても美味しいです。
アミノ酸がたっぷり含まれるのでスポーツ選手にも良いようです。
#タマノイ酢 さんの #はちみつ黒酢ダイエット よく飲みましたね〜。
いつまでもこの光景が守られますように。
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